ワラビ採りをしにいった主婦が、惨殺死体で発見される。

 



1979年5月23日に、京都府長岡京市で発生した殺人事件。

長岡京市内にあるスーパーでパートをしていた主婦二人が、仕事終わりに、近くの竹林にワラビ採りに行った。
しかし、そのまま消息不明となり、2日後の25日、山頂付近で遺体となって発見された。
 
死因は主婦Aが絞殺、主婦Bが刺殺。
2人のリュックには、空の弁当箱、採ったワラビ、財布が入ったままだった。
死亡時刻は、どちらも正午過ぎから二時半まで。
主婦Aのポケットから

“オワレている たすけて下さい この男の人わるい人”

と鉛筆で走り書きをした、勤務先スーパーのレシートが発見される。
だが、どちらの荷物にも衣服のポケットにも、鉛筆はなかった。
後日の捜索で、殺害現場から少し離れたところで芯の先端だけ発見。
しかし、鉛筆そのものは見つかっていない。


 
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